マイセンの「自然主義の絵付」のご紹介をします。
「自然主義の花絵付」とは、写真の上段の柄番号030110や柄番号040110のように花をひとつの「パターン」(様式)で描くのではなく、自然をそのまま写し取り、繊細に描き出す絵付技法を指します。例えば写真下段の柄番号252510や柄番号25A061の作品です。瑞々しい果物、朝露を宿したバラの花など、最高度の技術を要する分野でマイセンの真骨頂と言っても過言ではありません。
MEISSENメモ(20):マイセン世界限定作品「胡桃のつまみ付きボックス」のご紹介
マイセンの世界限定作品「胡桃のつまみ付きボックス」のご紹介します。
昔のスケッチ画から、花絵付部門マイスター、ホルガー・シルがデザインをおこしました。蓋の取っ手をウォールナッツで作り、野菜と果物の絵付を組み合わせた非常に珍しい作品です。18世紀の手法を取り入れ、果物に影をつけて描いているところにも特色があります。
・商品番号52116/212584
・世界限定100点
・高さ:13.5cm、径:18.5cm