MEISSENメモ(38):マイセン「ヘンチェルの子供たち」のご紹介

マイセンの 「ヘンチェルの子供たち」をご紹介します。
20世紀初頭、当時すでに200年の伝統を持ち、クラシックな磁器を作り続けていたマイセン磁器製作所にアール・ヌーヴォーの新風を吹かせ、多くの愛らしい子供の姿を作り上げた造形家、ユリウス・コンラート・ヘンチェル(1872-1907)。ヘンチェルは、子供のあらゆる姿、表情、しぐさの一つひとつを生き生きと的確にとらえ、彼の独自のスタイルを確立しました。当時のマイセン新聞はこう伝えています-「マイセン磁器製作所は、現代の小像の分野において、特に人間描写の点で最も大きな、そして重要な貢献を果たしている」。彼の代表作「ヘンチェルの子供たち」は、今なお世界中のマイセンファンの心を捉えて離しません。

*マイセンの製品は、全国主要百貨店 でお求めいただけます。

MEISSEN 2016年イヤードール「凧を持つ少年」

マイセン の2016年イヤードール「凧を持つ少年」をご紹介します。
「イヤードール」は、20世紀初頭に登場した人気シリーズ「ヘンチェルの子供たち」の精神を受け継いだアルフレッド・ケーニッヒ(1871-1940年)が、「子供」シリーズとして制作した作品の復刻版です。ケーニッヒは1897年にマイセン磁器製作所に入り、ヘンチェルと共に、マイセンのアール・ヌーヴォーを代表するアーティストとなりました。彼はヘンチェルと創作活動を行ない影響し合いましたが、目指したところは一つ、「子供を、日常の光景の中で自然に表現すること」でした。「イヤードール」シリーズは、2014年から始まり、その名前の通り発表された年に限り制作・販売される限定作品で、底部に金でその年の年号が入れられます。3作目となる2016年は「凧を持つ少年」です。

イヤードール

左から
*2016年「凧を持つ少年」
大切な凧を上げようと、風を待つ少年の人形です。淡い色合いの服装や仕草にアール・ヌーヴォーの特徴がよく現れています。品番:73802/900195、高さ:15cm
*2015年「麦わら帽子を持つ少女」
今、まさに出かけようとする夏の日の散歩のため、少女は可愛らしい夏服を着て、麦わら帽子を手にとり、優しい面差しの顔にかかる髪の毛をかけ上げています。風になびくスカート、少しかたむいた姿など、マイセンの高い技術が伺える作品です。品番:73801/900195、高さ:20.5cm
*2014年「少女とネコ」
ネコを見つめる少女の優しく楽しげな眼差しとは対照的に、左腕に載せられ少し不機嫌そうなネコと、突然抱え上げられビックリしたのか目を丸くした表情を見せるネコ、彼女に遊ばれる2匹のネコの表情も細かく表現されています。品番:73800/900195、高さ:12cm
 
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MEISSENメモ(37):マイセン「ベトガー炻器」のご紹介

マイセン「ベトガー炻器」のご紹介をします。
 
「ベトガー炻器」
マイセンの創始者、アウグスト強王の命を受け、錬金術師、ヨハン・フリードリッヒ・ベトガーによって、ヨーロッパ初の白磁を発明するのに先立って作り出されたのが赤茶色の焼物でした。それは炻器といい、その記念碑的な価値から「ベトガー炻器」という名称で呼ばれています。炻器は膠塊粘土(こうかいねんど)と呼ばれる鉄を含んだ茶褐色の土で作られています。白磁の焼成の成功以降は次第に顧みられなくなりましたが、二十世紀に入ると、彫塑(ちょうそ)に適した特性が見直され、再び動物彫像など多くの作品がこの製法で作られるようになりました。

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