日別アーカイブ: 2016年11月11日

MEISSEN 2016年世界限定作品:デジュネ「金の庭」

300年以上の長きにわたり、芸術的な名品を創り続けてきた、国立マイセン磁器製作所―。膨大な量の資料と原型をもとに毎年発表される復刻作品や新作は、すでにコレクターの間で確固たる評価と地位を得るに至っています。 芸術品と呼ぶにふさわしい作品群からは、マイセンの高い技術と伝統が伝わってきます。
 
デジュネ「金の庭」*世界限定50点

2016年世界限定作品:デジュネ「金の庭」


紅海沿岸の町、アル・ムーカにちなんでモカと名付けられたアラビアのコーヒー豆は、ヴェニスを経由して17世紀にヨーロッパに入ってきました。コーヒーを飲むことは、当時流行したトルコのモードや、メルヘンのようなオリエントの華やかなファンタジーと共に高価な器を趣味良く彩りました。それに合うポットがマイセンでできたのは、1735年のことでした。そのうちの一つが、このデジュネセットの中央に、まばゆいばかりの高価な金をまとって登場しています。この金彩の方法は近年用いられているものです。23金のマットな面から繊細な文様が輝くように浮かび上がっています。このモチーフのヒントになったのは、16世紀のインドの書籍にあった挿絵で、花や草むら、木々、鳥たち、そして岩などのあるエキゾチックな庭が理想的に表現されています。コバルトブルーの染付による縁飾りは焼成中磁器の中に深く入り込み、きらびやかな金装飾を効果的に取り囲みます。それはポットの大きな面やタブレット全体、そしてソーサーにも施されて、小さなカップの上でも呼応しています。コーヒーを心から味わうことを楽しむことを知っていた時代への華麗な追憶と言えるでしょう。(商品番号:82A884/C5525、カップ:容量約60ml、ポット:容量約900ml、トレイ:約37X28cm)

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