MEISSENメモ(8):「ドラゴン」の絵柄

マイセンの「ドラゴン」の絵柄をご紹介します。

レッドドラゴン オーバルプラター35cm
マイセンの生みの親、アウグスト強王は特に狩猟好きの王として知られ、モーリッツブルクという狩りのための城では、ヨーロッパ有数のシカの角コレクションが広間を飾っています。
そしてその広間で使われたのが「レッドドラゴン」(絵柄番号320510)のディナーセットでした。
ドラゴンは中国の皇帝を象徴し、共に描かれた鳳凰は皇帝と皇后の富と権力を表しています。
力強く縁起の良い絵柄が好まれ、特に朱色(絵柄番号320510)は1917年までザクセン宮廷でしか使うことを許されませんでした。
朱色だけでなく、青(絵柄番号320210)、緑(絵柄番号320310)、黄(絵柄番号320610)、ピンク(絵柄番号320410)、黒(絵柄番号320010)など、色のバリエーションが多いのも魅力のひとつです。




MEISSENメモ(7):「インド文様」の絵柄

マイセンの「インド文様」と称されている東洋的な絵柄をご紹介します。

日本の焼物がオランダ東インド会社によってヨーロッパへ伝わったことから、今も「インド文様」と称されている東洋的な絵柄がります。今回はその中から2種類をご紹介します。

*写真左・中/柄番号352110。秋草のような草花文様の下の部分(中央)に「小舟」が描かれています。舟といえば「水」がつきもの。水は永遠の命の源です。そこから長寿を象徴する縁起の良い柄となりました。
*写真右/柄番号399110。この絵柄の下の部分には「岩」が描かれています。堅牢な岩はゆるぎない信念の象徴です。そして岩があるといったん立ち止まることから、慎重な思考を象徴しています。



MEISSENメモ(6):「ワトー文様」の絵柄

マイセンの「ワトー文様」の絵柄をご紹介します。

マイセンのロココ様式を代表する「ワトー文様」。1684年に生まれ、1721年に没したフランスの画家、ジャン・アントワーヌ・ワトーは、美しい宮廷の男女の姿を描いて右に出る者がないほど傑出した芸術家でした。、マイセンは18世紀に彼の銅版画を大量に購入し、絵付の手本としました。木陰で憩う恋人たちーー。ワトーグリーンと呼ばれる深い緑は、何度も焼成することで色合いを深めます。永遠の愛を象徴する典雅なシーンです。





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