マイセンの「ワインリーヴ」(原題:常緑の緑の輪)の絵柄をご紹介します。
白磁に描かれた深い緑は「ザクセン州」の色で、州の紋章や旗に見ることができます。緑は忠実や幸運を意味し、輪を描いて描くことで「永遠」も表しています。カップ&ソーサーをはじめ、さまざまなフォームのプレートや置物など、マイセンのテーブルウェアの中でも種類が多いことで知られるワインリーヴ。1817年に誕生したクラシックなデザインで、ドイツの家庭でもっとも人気のあるものです。
MEISSENメモ(4):「シェイクスピア」を題材にした絵柄
マイセンの「シェイクスピア」を題材にした絵柄をご紹介します。
現代マイセンには「シェイクスピア」を題材にした、名作「夏の夜の夢」という詩情溢れるシリーズがあります。このシリーズは、現代マイセンに数多くの名作を生みだしたハインツ・ヴェルナー教授によってデザインされました。真夏の夜の雰囲気を、細密に施されたブルーの小花が表し、プラチナで描かれた月や小鳥が夜の闇に光を射し、妖精たちがまどろんでいます。
カップ&ソーサー、プレート、花瓶などテーブルを彩るさまざまなアイテムがあります。