MEISSENマイセン:
「プラチナコバルト」誕生55周年記念、日本オリジナル作品のご紹介

「プラチナコバルト」誕生55周年記念、日本オリジナル作品をご紹介します。

現代マイセンの名作「プラチナコバルト」の誕生55周年を記念した新作が作られました。
高価なプラチナを惜しみなく使い、幻想的な世界を表現したヴェルナー教授のシリーズに、日本からのリクエストによりさまざまなアイテムが加わりました。
描かれているのは、現代マイセンの人気シリーズ「サマーナイト」のワンシーン「花の輪舞」に登場する大鹿、鹿、キツネなどの森の動物。
フォームいっぱいに描かれた動物たちは、無数の小さな花・葉・渦模様から成り立っています。
そしてその周りにも小花がエレガントに散りばめられ豪華な作品に仕上がりました。

ミニチュアカップ&ソーサー6客セット
品番:68A191/196/55300/12P、容量:各約60ml
カップとソーサーの対比が美しいミニチュアです。カップに描かれた赤い小花がワンポイントになっています。
デジュネセット
品番:681790/S0002、トレーサイズ:約26×34cm
太い筆で描かれた地色の上に、オオカミやヨーロッパで親しまれている小動物が描かれました。
ボックス
品番:52023/681790、径:約9.5cm
蓋から本体にかけて勇壮な馬を描き、小花やフクロウも加えた夢あふれるボックスです。
花瓶
品番:50261/681790、高さ:約25.5cm
シンプルなフォームの花瓶に、馬と迫力ある角が印象的な羊を描きました。
プラーク
品番:9M008/681791、サイズ:約23.5×23.5cm
コバルトブルーとプラチナの対比が美しいプラークです。リズミカルに 描かれた小鳥や花による躍動感も見どころです。
プラーク
品番:9M571/68A188、サイズ:約22×35cm
うねりのあるコバルトブルーの地色の上に描かれた動物たち。三分割されたプラークが動物たちの存在感を高めています。
ランプ
品番:50162/681791、高さ:約28.5cm
ランプの三面に動物を、三面に小花を描きました。明かりを灯すと動物たちが浮かび上がります。

MEISSENマイセン:
新作人形「不思議なオーケストラ」のご紹介

マイセンの新作人形「不思議なオーケストラ」をご紹介します。

年末に向かい街中ではドイツの偉大な作曲家、ベートーヴェンの「第九/歓喜の歌」の演奏会が日本各地で開催されていますね。
マイセンには18世紀に作られた「猿の楽隊」をはじめ、「宮廷の楽隊」「天使の楽隊」「ピエロの楽隊」「フクロウの楽隊」などさまざまなオーケストラの人形が制作されてきましたが、今年、新たなオーケストラが誕生しました。
次代のマイセンを担う造形家、マリア・ヴァルターによる「不思議なオーケストラ」です。
オーケストラでの演奏経験もあり、イマジネーション豊かな彼女による作品は、楽器と一体化したユニークで美しい人形です。
このモダンなオーケストラが奏でる「第九」を聞いてみたいですね。

「不思議なオーケストラ」
ジェイ・タロ
品番:78052/90A498、高さ:約19cm
スピーカーをイメージした人形。
ケーブルを脚に巻き付け、弦を体に張り巡らし、ギターのヘッドにズボンのようなギターで音量をあげているようです。
ピエール・カッション
品番:78053/90A498、高さ:約24cm
ボディで音をたて、頭には鈴を、手首には鈴のブレスレットをつけています。
そしてドラムとバチは扇のように広がったズボンになっています。
トム・ペーター
品番:78054/90A498、高さ:約26cm
ベルが服を着たような人形で耳にもベルがついています。
頬を膨らまして圧縮空気を作り、頭に巻いた管に息を吹き込んでいます。
ヴィオラ・ダ・ガンバ
品番:78055/90A498、高さ:約26.5cm
弦楽器の音が鳴る身体は上品なドレスで形作られています。
カタツムリのようなヘアで巻かれた髪からは三つ編みをさげ弦のように強く張っています。
シンシア
品番:78056/90A498、高さ:約27cm
シンセサイザーのような人形。 服の裾は鍵盤で飾られ身の周りに半円を描いています。
ケーブルの髪を束ねて、ヘッドフォンの音に耳を傾けています。
シア・モニカ
品番:78057/90A498、高さ:約28cm
ヴァルターは自身のアコーディオンをパンクでダイナミックな女性に見立てました。
ベースのボタンは鋲のように背中を飾り、鍵盤はブーツと髪にあしらい、アーコディオンの蛇腹はギザギザなドレスで表現しました。

MEISSENメモ(118):
「マイセン磁器とキリスト教」についてのご紹介

「マイセン磁器とキリスト教」についてをご紹介します。

マイセン磁器には「キリスト教」という一つのジャンルがあります。
マイセン磁器の 生みの親、アウグスト強王はザクセンの王と同時にポーランドの国王となる ために、プロテスタントからカトリックに改宗しました。
その経緯から強王は、 聖書に由来するさまざまな場面をマイセン磁器で作らせたのでした。
強王の命を受け制作した天才造形家、ヨハン・ヨアヒム・ケンドラーは牧師の 家に育ったため、聖書に関する知識や造詣をもち、信仰心も深かったことが 知られています。
そして宮廷に使える前は石工として教会彫刻に携わって いました。このような背景により、マイセンはバチカンをはじめヨーロッパの 宮廷から宗教をテーマにした作品の注文を受け、カトリックの象徴である 「聖母マリア」を題材とした作品が数多く作られました。

 

聖母子像
原型:ヨハン・ヨアヒム・ケンドラー(1732年)
品番:72M01/900300、高さ:約73cm
聖母は自愛に満ちたまなざしで堂々と、しかしあくまでも優美な姿で地球の上に立ち、 人類の幸せを祈り、神と人との間をとりなす優しい存在として表現されています。
流れるような服のひだ、焼物としての大きさ、表情、すべてに逸品としての品質が備わった作品です。
地球の上に乗る聖母子像
原型:ヨハン・ヨアヒム・ケンドラー(1738年)
品番:72M02/900380、高さ:約46cm
地球の上に横たわる龍を足元に置き、それを踏み、堂々と優位を誇る聖母子の姿が表現されています。
優しさの中にも威厳に満ちた聖母マリアのまなざしと、幼いながら健気に龍と対峙しようとしている幼子。
そしてイエスの姿が、この作品を印象深いものにしています。
宗教作品としては珍しい、色使いの多い作品です。
聖テレジア像
原型:ヨハン・ヨアヒム・ケンドラー(1775年)
品番:72102/900300、高さ:約20cm
カトリックの聖人のひとり、聖テレジアと天使を表現した清らかな立像。
聖テレジアは16世紀にスペインで生まれ、活躍した聖人で、その「自叙伝」や「完徳の道」「霊魂の城」は現在でもキリスト教界で読み継がれ、 「イエズスの聖テレジア」という名前でも有名です。
この像においても書物を著している姿で表現され、それを助けるように愛らしい天使が寄り添っています。
疑いのない信仰心にあふれた聖テレジアの表情に加え、布の動きまで感じられる臨場感も芸術的な逸品です。

*マイセンの製品は、マイセンオンラインショップ や、アマゾン「MEISSEN MANUFACTORY SINCE 1710 」
楽天市場「マイセン磁器日本総代理店」 、または、マイセン リーガロイヤルショップ全国主要百貨店 でお求めいただけます。





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