月別アーカイブ: 7月 2015

MEISSENメモ(24):マイセンの「涼」を呼ぶ絵柄のご紹介

マイセンの「涼」を呼ぶ絵柄のご紹介をします。
◆「野の花」(柄番号:612701)
この簡素な柄を考案したのは、卓越したマイスターとして長く活躍し、何度も来日して実演を行ったヴォルフガング・ワックスです。余白を生かした絵付が爽やかでモダンな印象を与えます。
◆「スタイル」(柄番号:801001)
輝くような白磁の上に、伝統のブルーオニオン柄がモダンにアレンジされています。柄を省いたことによって、白と藍のコントラストが強調されました。夏にふさわしいデザインと言えるでしょう。

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MEISSEN 2015年世界限定作品:プラーク「シジュウカラと昆虫」と「カワセミと昆虫」のご紹介

300年以上の長きにわたり、芸術的な名品を創り続けてきた、国立マイセン磁器製作所―。膨大な量の資料と原型をもとに毎年発表される復刻作品や新作は、すでにコレクターの間で確固たる評価と地位を得るに至っています。 芸術品と呼ぶにふさわしい作品群からは、マイセンの高い技術と伝統が伝わってきます。
 
今回は、マイセンの2015年世界限定作品の中から、プラーク「シジュウカラと昆虫」と「カワセミと昆虫」のご紹介をします。

プラーク「シジュウカラと昆虫」


プラーク「シジュウカラと昆虫」 *世界限定75点
 
プラークの中央に、勇猛果敢に昆虫を捕らえようとするシジュウカラが2羽描かれています。巣の中の12羽の雛たちのため、そのくちばしに餌を与えるため、色の美しいこのドイツの鳥たちが休む暇はありません。好奇心旺盛で頭が良く、適応力をもつシジュカラは人間を恐れず、よく私たちの庭を訪れます。きっと彼らはマイセンの絵付師のところにも舞い降り、生き生きとしたその姿を観察させたことでしょう。このシジュウカラたちは、それほど自然に、まるで今私たちが窓から動きを見ているかのように、描写されています。木の枝がプラークの枠の部分に様式的に描かれ、この小さな瞬間描写にさらなる魅力を与えています。枝と葉にはプラチナが加えられており、それによって日の光を浴びたような輝きが生まれました。私たちのところから飛び去ってしまわない、マイセン鳥絵付の小さな芸術作品です。サイズ:23×23cm、(商品番号:9M008/261784)


プラーク「カワセミと昆虫」


プラーク「カワセミと昆虫」 *世界限定75点
 
マイセンの鳥絵付では、ドイツの鳥の世界がその中心となっています。このプラークで葦の間から今まさに昆虫を捕ろうと身構える華麗な2羽のカワセミは、エキゾチックな印象を与えます。エルベ河の川べりで、磁器絵付師は頭と背と羽がコバルトブルーで、お腹が赤さび色のカワセミを見つけました。カワセミは、くさび形の体に鋭いくちばしをもち、小魚やカニなどを発見すると水中に突撃します。このプラークの中央で、カワセミは、まさに今その敏捷な狩りを始める瞬間にあり、絵付師は臨場感をもってそれを描き出しました。繊細に様式化された枝や葉が磁器の枠に広がりをもって描かれ、葦や葉にはプラチナが施されて、まるで朝日に照らされているようにきらめいています。描かれたシーンがあまりにも自然なので、今にも鳥たちが水に飛び込むのではないかと息をのむほどです。サイズ:23×23cm、(商品番号:9M008/261884)

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メディア情報:アンティークシルバーのティータイム・テーブルセッティング

出版社名:誠文堂新光社
著者:食住空間デコレーター、多賀谷洋子さん
2015年7月9日発売

アンティークシルバーのティータイム・テーブルセッティング 表紙


食住空間デコレーター、多賀谷洋子さん著、
『アンティークシルバーのティータイム・テーブルセッティング』は、
食卓を彩る銀器の種類・扱い方と上手なおもてなしについて
書かれた本です。
アンティークシルバーの食器を使った
ティータイムのテーブルセッティング。
一部に銀器を取り入れたモダンなアレンジが
豊富に紹介されています。
*食住空間デコレーター、多賀谷洋子さんの
ホームページは、コチラをご覧ください。
ブログは、コチラをご覧ください。
 
食卓演出における具体的な使い方がシーンごとに紹介されており
マイセンベルナルドラリックドームのコレクションが多数掲載されました。
 


*ベルナルドの製品は、直営店 ベルナルド リーガロイヤルショップ(大阪)や、全国主要百貨店 でお求めいただけます。
*マイセンの製品は、全国主要百貨店 でお求めいただけます。
*ラリックの製品は、直営店 ラリック リーガロイヤルショップ(大阪)や、全国主要百貨店 でお求めいただけます。
*ドームの製品は、直営店 ドーム リーガロイヤルショップ(大阪)や、全国主要百貨店 でお求めいただけます。

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メディア情報:BSジャパン 『輝くルネ・ラリックの世界~皇室も愛したガラスの芸術~』放送予定

BSジャパンで、『輝くルネ・ラリックの世界~皇室も愛したガラスの芸術~』の放送が予定されています。
放送日:2015年8月1日(土) 午後5:00~5:30
提供:株式会社キッツ

ルネ・ラリック


長野県諏訪市の北澤美術館では、開館30周年記念の第3弾として、
ガレ・ドームに並ぶ収蔵品の3本柱ルネ・ラリックのコレクションを
ご紹介する特別展を2015年11月29日まで開催中です。
 
*開館30周年記念特別展 北澤美術館所蔵
アール・デコのガラス工芸 ルネ・ラリック
-特別出品:皇室が愛したラリック-
・詳しい内容は、こちらをご覧ください。
 
この度、本展を特集する特別番組が
テレビ:BSジャパンで放映されることになりました。
諏訪湖の景色を背景に、様々なストーリーを秘めた
ラリックの世界が、美しい映像で紹介されます。
昭和天皇ゆかりのラリック作品の紹介や、
案内役として出される女優緒川たまきさんの
知的で洗練されたコメントが作品の魅力を一層ひきたてています。
 
 
ラリックの創始者、ルネ・ラリックについて
ラリックの創始者ルネ・ラリックは1860年にシャンパーニュに生まれました。パリとロンドンで装飾工芸を学んだ後、1885年からアール・ヌーボー様式で名高いジュエリー作品を次々に発表し、宝飾デザインの世界に革命的な変革をもたらし、その後1900年のパリ万国博覧会でその名は世界に知れわたります。有名ジュエラーにデザイン制作販売をしておりましたが、1905年に老舗ジュエラーのひしめくヴァンドーム広場24番地に店を構えました。当時、ラリックといえば最先端を行くモダンジュエリーの代名詞だったのです。1907年、転機が訪れます。香水商フランソワ・コティの依頼を受けて香水瓶のデザインに着手し、繊細で美しい香水瓶の量産に成功。またたくまにルネ・ラリックのデザインした香水瓶は世界中の女性の憧れとなりました。これをきっかけにルネ・ラリックはガラス工芸に転進します。 以後、アール・デコ国際展覧会(1925年、パリ)のシンボルとなった巨大なガラスの噴水、オリエント急行や大西洋横断客船「ノルマンディー」号の内装、朝香宮邸(現・東京都庭園美術館)の正面玄関を飾る女神像のレリーフを初め、歴史に残る名作を次々に発表。こうしてラリックはアールデコのガラス工芸をリードする代表的工芸家と注目されるようになりました。 作品の主なテーマとなったのは自然の美でした。花や樹木、昆虫、動物、そして神秘的な女性像。卓越したデッサン力と構成力によりデザインされたモチーフは、世界最高の技を誇る多彩なサティナージュ(フロスト加工)をはじめ、あらゆる装飾の技法を駆使してニュアンス豊かに表現されます。 現在でも多くのコレクターを抱えるルネ・ラリックの創造性は、ラリックのアイデンティティとして受け継がれています。

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MEISSENメモ(23):マイセンの絵柄「夏の花」のご紹介

マイセンの絵柄「夏の花」のご紹介をします。
今回は、夏の花(絵柄番号:251810)をご紹介いたします。日本でもよく見かけるキンレンカ。種によってナスタチウムやノウゼンハレンとも言われるようです。この絵付は「自然主義的絵付」と言われ、多くの色を混ぜて描く高い技術が必要で、単色で描く花の絵柄番号:040110よりも価格が高い一因になっています。森に囲まれたマイセンの景色のアクセントとなる黄色やオレンジ色が夏の到来を知らせます。

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