冬の子供を表現した珍しいマイセンの人形のご紹介をします。
1月のマイセンは日本よりもかなり寒く、深夜から明け方にかけてはマイナス10~15度になることも珍しくありません。この数年は温暖化の影響で、雪が少ないようですが、それでも冬の子供たちの遊びに雪は欠かせません。そこで今回は、冬の子供を表現した珍しいマイセンの人形をご紹介します。作者はマイセンのアール・ヌーヴォーを代表する造形家、アルフレッド・ケーニッヒ。いずれも20世紀初頭に原型が作られました。子供たちを観察する優しいまなざしが特徴です。
*人形「雪靴を履いた少女」は、「マイセン倶楽部」が会員様に毎年お送りしているクリスマスカードの2015年度版の表紙の絵柄になっています。
*「マイセン倶楽部」は、マイセンの魅力を皆様にお伝えするため、本国ドイツの情報はもちろん、日本事務局による独自のサービスや活動を行っています。マイセン倶楽部の内容や入会のご案内につきましては、コチラをご覧ください。
MEISSENメモ(29):人形「天使の楽隊」シリーズのご紹介
人形「天使の楽隊」シリーズのご紹介をします。
「手びねり」によるマイセンの人形「天使の楽隊」シリーズをご紹介いたします。コンダクターや歌手をはじめ、トライアングル、バイオリン、フルート、ラッパなど、さまざまな楽器を奏でる天使たち。現代マイセンのトップアーティストとして活躍したペーター・シュトラングの楽しい作品です。「手びねり」は、ペーター・シュトラングが考案した技法で型を使わずに手で磁土をこねてつくられる作品で、豊かな表情が魅力的です。金髪の巻き毛、のびやかな姿、うっとりとした顔つきなどをお楽しみください。(高さ:約8~11cm)
*マイセンの製品は、全国の主要百貨店で販売しております。
*マイセンの製品をお取り扱いしている全国主要百貨店は、コチラをご覧ください。
MEISSENメモ(28):人形「ガーデナーの子供」のご紹介
人形「ガーデナーの子供」のご紹介をします。
マイセンのブドウ畑が色づき、ワインにシカやイノシシなど、ジビエ料理が食卓を賑わす秋。今回はそんな秋の風物詩とも言える愛らしい人形をご紹介します。それは商品番号600400/900300の「ガーデナーの子供」。ひと房のブドウをいつくしむ表情が印象的です。原型はフランスからマイセンに招かれた造形家、ミシェル・ヴィクトール・アシエが1779年に作りました。飾り棚にではなく、ご馳走の乗ったテーブルに置かれて話題を提供した、そんな親しみやすい人形です。
マイセンには、他にもブドウを持った愛らしい「カーデナーの子供」の人形があります。