月別アーカイブ: 8月 2015

MEISSENメモ(26):カップ&ソーサーのフォームのご紹介

カップ&ソーサーのフォームのご紹介をします。
マイセンの古典的定番に、「型番号:00582」というカップ&ソーサーのフォームがあります。このフォームはカップとソーサーの容量(約220ml)がほぼ一緒であることでも知られています。18世紀、「白い金」と言われるほど高価であった磁器。カップにもソーサーにも飲物を入れて供したという説と、カップの熱い飲物をソーサーに移してから飲んだという説があり、マイセンではこの二つの説明をしています。、「型番号:00582」のソーサーには、「見込み線」と呼ばれるカップを置くための丸い線がないため、単独に使用することもできるという大きな利点があります。デザートに、果物にと何倍にも楽しめるマイセンのカップ&ソーサーです。

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MEISSEN 2015年世界限定作品:コーヒーポット「メンドリ」

300年以上の長きにわたり、芸術的な名品を創り続けてきた、国立マイセン磁器製作所―。膨大な量の資料と原型をもとに毎年発表される復刻作品や新作は、すでにコレクターの間で確固たる評価と地位を得るに至っています。 芸術品と呼ぶにふさわしい作品群からは、マイセンの高い技術と伝統が伝わってきます。
 
今回は、マイセンの2015年世界限定作品の中から、コーヒーポット「メンドリ」のご紹介をします。

コーヒーポット「メンドリ」


コーヒーポット「メンドリ」 *世界限定100点
中国の想像上の鳥であり、幸運のシンボルである鳳凰が、マイセン初期の磁器製作者たちによって、ドイツで親しまれていたメンドリに姿を変えています。すでに1735年、マイセンの原型アソートに取り入れられていたこのポットは、ファンタジーに満ちた磁器作品の典型的な一例であり、バロック様式の華麗な食卓を飾る立役者でした。そしてそれは、東アジアから輸入された品々が、どのようにザクセンの芸術家たちに独自の解釈や表現方法へのインスピレーションを与えたかを示しています。中国で鳳凰は皇帝の宮殿の一角を守り、男性的な陽と女性的な陰を共に内包しているとされています。マイセンでは、2010年にオンドリの形のポットが復刻されましたが、このメンドリのポットはその対を成すものです。このメンドリが家を守ってくれるかどうかはさておいても、それは幸福と喜びをもたらしてくれるでしょう。初期のマスターピースを手にするという幸福と、微笑みを呼ぶこっけいなその姿がもたらす喜びとを。(商品番号:900384/77459、高さ:7.5cm)

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メディア情報:25ans 9月号

出版社名:ハースト婦人画報社
2015年7月28日発売号
25ans(ヴァンサンカン)ウェブサイト

25ans 9月号 表紙


 
 
「25ans」は、華やかで幸せな女性たちに、
今の時代のゴージャスを体験するための情報 を発信する、
世界で認められたラグジュアリー マガジンです。
 
57ページの「25ans 外商部 Interior」に、マイセンの2015年世界限定作品ティーポット「犬のいるポット」が掲載されました。


マイセン「犬のいるポット」


マイセンのティーポット「犬のいるポット」【世界限定25点】
イギリスでも、フランスやドイツでも、紅茶の楽しみは航路による通商が全盛期を迎えた18世紀、西ヨーロッパ中に広まっていきました。その繊細なアロマを楽しむため、紅茶は伝統的に球形のポットで、とりわけ格式高く繊細な磁器で供されました。18世紀の後半になると古典主義の食器のフォームが流行し、その厳格な形状は、しばしば神話の人物像や友情や愛情のシンボルである花輪などで和らげられました。特にチャーミングな傑作として知られるのが、ミシェル・ヴィクトール・アシエ(1736-1799)が1780年に作った、蓋に子犬のいるティーポットです。パリの王立造形アカデミーで学んだアシエは、1764年来、故郷での流行を取り入れることで、マイセンに新風を吹き込みました。オリジナルのティーポットの絵付に関する資料が残っていなかったため、マイセンのアーティストたちは今回かなり頭を悩ませました。そして「王の青」ではっきりとしたラインを描くことにしたのです。このように濃く力強い青は、このフォームができる少し前にマイセンで開発されたものでした。高価な金がはっきりとしたこのフォームを強調しています。球体のてっぺんで、すべてのラインが集まり、そのことで視線が子犬に集まります。誰にでも好かれ、忠実な友である子犬によって、この珍しいアイテムはたちどころにコレクターの心を捉えることでしょう。容量:約350ml
*マイセンの製品は、全国主要百貨店 でお求めいただけます。

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MEISSENメモ(25):古都マイセンの8月のご紹介

古都マイセンの8月のご紹介をします。
真夏のマイセンは、夜9時過ぎまで明るく、人々は家族や友人と戸外で短い夏を楽しみます。真昼の光が影を落とす晴れた日の夕方、あたりはがブルーに染まる瞬間があり、それをマイセンの絵付師たちは「青の時間」と言って大切に
しています。空気がきれいなマイセンならではのロマンティックなひととき。こうした環境もマイセンの作品に投影していると言えるでしょう。

アルブレヒト城

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MEISSEN 2015年世界限定作品:デジュネ「アジアの花と鳥絵付」リラ色の地色のご紹介

300年以上の長きにわたり、芸術的な名品を創り続けてきた、国立マイセン磁器製作所―。膨大な量の資料と原型をもとに毎年発表される復刻作品や新作は、すでにコレクターの間で確固たる評価と地位を得るに至っています。 芸術品と呼ぶにふさわしい作品群からは、マイセンの高い技術と伝統が伝わってきます。
 
今回は、マイセンの2015年世界限定作品の中から、デジュネ「アジアの花と鳥絵付」リラ色の地色のご紹介をします。

デジュネ「アジアの花と鳥絵付」リラ色の地色


デジュネ「アジアの花と鳥絵付」リラ色の地色 *世界限定25点
極細の筆でコーヒーサーヴィスセットに繊細に描かれた庭園の光景が明るく輝いています。リラ色の地が、ヨハン・エーレンフリート・シュタットラーの様式で描かれた繊細なモチーフに特別な表現力を与えています。シュタットラーは、1723年、ヨハン・グレゴリウス・ヘロルト(1696-1775)によってマイセンの絵付師に採用される以前から、軟陶(ファイアンス)の絵付師としてドレスデンのエッゲブレヒトでその芸術性を開花させていました。ほどなくして、彼はシノワズリーの専門家になります。
スケッチのような線画、水彩画のような絵付、そして均衡を破る構図によって、シュテットラーは日本の柿右衛門様式に近いと言われています。顔は白いままで、鉄赤で輪郭が取られます。しばしばその背後には生垣や尖塔や建物などが描かれます。
ヨーロッパを離れたことが一度もないのに、シュタットラーの描く中国のモチーフは、非常に「中国的」です。それは、彼が自分なりの加筆をせず、昔の手本に細部まで忠実に描いたからと言われています。人物たちは多くの場合、扇や傘を手に、エキゾチックな花の咲く庭園を散策しています。このコーヒーサーヴィスセットでは、人々は鳥を飼い、育て、餌を与えています。東洋では、鶴は長寿、菊は生命力、牡丹は女性的なものの象徴とされています。この作品においては、飛び交う鳥たちや咲き乱れる花々が真の生きる喜びを表現し、それを輝くリラ色の地、絵付の力強い朱色、深い青紫が強調しています。このサーヴィスセットは、日常生活においてコーヒーをゆっくり楽しむことで少し休み、貴重な作品を楽しむよう誘っているのです。(商品番号:396484/C1006)

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