MEISSENメモ(53):犬モチーフの作品のご紹介

犬モチーフの作品のご紹介
来年は「戌年」です。そこで今回は、マイセンの「犬」がモチーフとなった可愛い置物やペンダントをご紹介します。マイセン初期の天才造形家、ヨハン・ヨアヒム・ケンドラーが好んでいたといわれるボローニャ犬の動物像や生粋のマイセン人の造形家、ユリウス・コンラート・ヘンチェルが生み出した「子供シリーズ」にある犬と戯れる子供の人形。そして18世紀の宮廷で大流行した愛玩犬パグの置物や、そのパグがモチーフとなったペンダントなどがあります。マイセンの犬のアイテムと共に幸運な1年をお過ごしください。
 

左:動物像「ボローニャ犬」*世界限定50点
マイセンの天才造形家、ヨハン・ヨアヒム・ケンドラーが最後に手がけた動物像です。歴史的に有名なポンパドゥール夫人の犬を模した作品。当時のオリジナル作品は、納期がかかりすぎたためポンパドゥール夫人が亡くなってから納品されたというエピソードが残されています。愛犬の像を注文したポンパドゥール夫人、そして天才的な手腕でそれを造形化したケンドラー。フランスとドイツの交流をも思わせる歴史的名品の復刻版です。(品番:78726/900184、高さ:約16cm)
右:動物像「犬」*限定作品50点
このボローニャ犬像もケンドラーによるものです。ケンドラーはこの犬の毛並みをダイナミックに波打たせることで、磁器彫像とは思えないほど生き生きとした表情を作品に与えています。原型は1740年~1750年頃に作られました。時代を超えて私たちに挨拶する愛らしい「ボローニャ犬」です。(品番:78586/900184、高さ:約26cm)
 

左:人形「犬を見つめる子供」
20世紀初頭、そのたぐいまれな手法で子供の世界を磁器に表した造形家、ユリウス・コンラート・ヘンチェルの真骨頂である「子供シリーズ」。この時すでに200年の伝統を持ち、クラシックな磁器を作り続けていたマイセン製作所に、文字どおり若々しい新風を吹き込んだと言える作品です。この作品では、ミルクを飲む犬とそれを見つめる子供の微笑ましい様子がみごとに表現されています。当時のマイセン新聞はこう伝えています、「マイセン磁器製作所は、現代の小像の分野において特に人間描写の点で最も大きな、そして重要な貢献を果たしている・・・」。この時代の芸術家はすでに他で名を成してマイセンによばれた人が多かったのですが、ヘンチェルはマイセンの街に生まれ、マイセンの養成学校で学んだまさに生粋のマイセン人です。(品番:73369/900100、高さ:約9cm)
右:人形「眠る子供と犬」
この人形もヘンチェルによるもので、彼は1900年代の初めに数多くの子供シリーズを生み出しました。子供のあらゆる姿、表情、しぐさの一つひとつを生き生きと的確にとらえ、彼の独自のスタイルを確立しました。大きな犬にもたれかかり、すやすやと眠る子供。犬と子供の仲の良さも伝わってくる作品です。ヘンチェルの人形の愛らしく天使のような子供たちは本当に見る人を元気づけます。(品番:73368/900300、高さ:約8cm)
 
 

左:人形「少年と犬」
18世紀に原型が作られた古典的なマイセンの人形です。身なりのよい少年がパグ犬と戯れる様子が生き生きと表現されています。(品番:73295/900300、高さ:約12.5cm)
中・右:「パグ犬」
パグ犬は、マイセン磁器によく見られる動物です。ロココ様式の全盛時代には、こうした変わった動物を愛玩することが、ヨーロッパの各宮廷で流行りました。アウグスト強王は、遠くアフリカの地まで珍しい動物を捜しに軍隊を派遣したほどです。そうした流行を背景に、パグ犬はユーモラスな風貌で宮廷の人気を独占しました。困ったような表情が何ともユニークで、マイセン磁器の造形家や絵付師たちも、見事にそれらを作品化しています。(中・品番:78506/900300、高さ:約6cm、右・品番:78627/900300、高さ:約3cm)
 


ペンダント「パグ」
左から:ダイヤモンド(補助リング付)、ライトブルー、バラ、チェック、ブラックフラワー、剣マーク

身につけて楽しめる磁器のペンタンドトップ。リアルな動物表現を得意とするマイセンならではの作品です。18世紀から作られているこの伝統的な「パグ犬」が新しい装いで今秋に登場しました。(左から・品番:MFJ20HS03100、サイズ:縦4.0×横3.5×厚さ1.7cm/品番:78M23/90A274、78M23/90A277、78M23/90A278、78M23/90A279、78M21/90A271、サイズ:縦3.4×横3.4×厚さ.2.1cm)
 
*マイセンの製品は、全国主要百貨店 、そしてマイセン・オンラインショップでお求めいただけます。

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