MEISSENメモ(82):
若きマイスター、マルティナ・スツェーアのご紹介

マイセンで絵付師として活躍している若きマイスター、マルティナ・スツェーアをご紹介します。

マルティナ・スツェーア
Martina Szehr


1986年、ドイツのチューリンゲン、シュライツに生まれ、
幼い頃より絵を描くことを得意としていました。
マイセンの絵付師と家族ぐるみの付き合いがあり、
それをきっかけに磁器絵付に大きな興味を
抱くようになりました。
2003年から2007年までマイセンの養成学校で
花絵付を学び、優秀な成績で卒業、
「現代的な花絵付」の部門で
キャリアをスタートしました。
その後専門を風景画や人物画へと変更し、
その精緻な絵付で高く評価されるようになりました。
現在では世界限定作品などのデザインも手掛けています。


*マイスターとは
ドイツには昔から「徒弟制度」があり、熟練の職人を「マイスター」として国家が認定するしくみがありますが、
マイセン製作所でいう「マイスター」は少々異なり、長年の修業と熟練、優秀さなどから
その腕前が上長に認められた場合に「マイスター」とされています。


飾皿「踊る女性」 限定15点 デザイン:マルティナ・スツェーア
チェコの芸術家、アルフォンス・ミュシャ(1860-1939)による
カラーリトグラフ「四芸術」の中の「ダンス」をオマージュした飾皿。
バラ色、セピア、オレンジの暖色系の色彩を用いて、
アール・ヌーヴォー様式特有の流麗なシルエットを柔らかく表現しています。
女性の無重力感は飾皿のメッシュ部分でも演出され、造形と絵付が見事な調和を生み出しています。
(品番:54929/27A038、径:約25cm)


ポット「動物の寓話」 限定15点 デザイン:マルティナ・スツェーア
この豪華な装飾のポットは、すでに1740年頃、マイセンで制作されており、
コーヒーやカカオといった贅沢品を楽しむ貴族の娯楽に用いられていました。
スツェーアは、動物の寓話を基にした細密画をデザインしました。
ひとつのソーセージを巡るキツネとイヌの争いや、キツネと取引をして逃げようとするガチョウが、
見事な技術で描き出されています。
(品番:29A209/55582、高さ:約9cm)


卵型ボックス「天使の戯れ」 限定15点 デザイン:マルティナ・スツェーア
1850年頃に、アーティスト、エルンスト・アウグスト・ロイテリッツが原型を創作。
過去の芸術様式を創作の源とした彼は、この作品ではロココ様式に倣って作りました。
現代でも人気のあるフォームに、スツェーアが愛らしい絵付をデザインしました。
彼女の作品の特徴である繊細な人物画と、優しい色合い、
そして豪華な金彩がこの小さな作品に凝縮されています。
(品番:52774/27A037、高さ:約16cm) 



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