MEISSENメモ(9):「狩り」の絵柄

マイセンの「狩り」の絵柄をご紹介します。
現代マイセンの偉大なアーティスト、ハインツ・ヴェルナー教授にはさまざまな「狩り」の絵柄があります。しかしそれは「動物を狩る」というよりも、森の中で狩人が動物と戯れる、というメルヘン的なものがほとんどです。例えば、プラーク「狩人と動物たち」(品番58263/687601A)。またモカカップ&ソーサー(品番682110/23580)には、動物たちと森の中で楽しく語り合ったという「狩人のほら話」が描かれています。いずれも「生きる喜びの表現」をめざしたヴェルナー教授独自の作品世界と言えるでしょう。同時に、写実的な「水辺の狩り」(絵柄番号682310)の静寂な世界も魅力的です。

絵付師 ハインツ・ヴェルナー教授

絵付師 ハインツ・ヴェルナー教授
Prof. Heinz Werner

1928年 マイセン近郊コスヴィヒ生まれ。1943年にマイセン製作所にはいったヴェルナーは、はやくから動物や鳥の絵付けで頭角をあらわし、すでに1953年には装飾家として認められています。1959年から1962年までは、製作所の活動と平行して、ドレスデン造型大学で学びました。1959年に「芸術の発展をめざすグループ」の設立メンバーとなり、多くの全く新しい作品や、陶板画など磁器芸術に新境地をひらきました。「千夜一夜」「真夏の夜の夢」「狩り人シリーズ」「ブルーオーキッド」「アーモンドの樹」など、現代マイセンの代表作となったヴェルナーの作品は枚挙にいとまがありません。メルヘン、幻想、自然の光と影、夢、それらを生命の充溢の中に描いていきます。






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